(このページは2023年1月9日に更新しました)
本記事の内容
「価格帯が同じレンタルサーバーってどっちが良いの?」
「長く使うには、どのレンタルサーバーを選べば良いの?」
過去に当ブログでは、「さくらのレンタルサーバー」から「エックスサーバー」へ乗り換えした際に、「エックスサーバー」をお勧めする記事を書きました。
過去の記事・・・
ドメイン無料のエックスサーバー、さくらのレンタルサーバーの料金は高い?ロリポップを含めて解説
「Xserver」と「さくらのレンタルサーバー」を性能、コスパ、ブログの始め易さで比較
これらを見ても、「エックスサーバー」と、最近シェアを伸ばしてきている「ConoHa WING」ではどちらが良いのか、分からないという方もいらっしゃるかと思います。
今回は、この違いについて簡単にまとめて解説していきたいと思います。
利用料金
まずは料金から見ていきます。
ドメインも運用コストになるので、ドメイン無料の特典があることも含めて説明します。
エックスサーバー スタンダード | ConoHa WING ベーシック | |
初期費用 | 無料 | 無料 |
12カ月契約時の月額料金 | 1,100円 キャンペーン価格(880円) | 1,320円 キャンペーン価格(911円) |
12カ月の料金(定価) | 13,200円 | 15,840円 |
無料ドメイン※ | 2つ(1つのみ永久無料) ・.comなどのgTLDドメインが1つが 永久無料 ・.siteなどのccTLDドメイン1つが 初年度無料 | 2つ(2つ共、永久無料) ・gTLDドメインが1つ ・ccTLDドメインが1つ |
中途解約 | 不可(一括前払い) | 不可(一括前払い) |
プランの変更 | アップ・ダウン共に可能 | アップ・ダウン共に可能 |
お試し期間 | あり(10日間) | なし |
上記の様な内容になりました。詳しくみていきます。
キャンペーン価格と定価の比較
キャンペーンを適用したうえで3年の長期契約をすると、エックスサーバーが月額693円に対し、ConoHa WINGは月額493円と安くなります。
ただし、注意がありまして、初期のキャンペーン価格が終了した後(3年経過後)は、上記の定価になりますので、かなり長いスパンで見た場合、エックスサーバーの方が安くなります。
ドメイン無料サービスの比較
2つ目のドメイン無料は大きい様に見えますが、Xserverドメインなどの取得サービスでは、初年度が1円、次年度以降が1300円位~数千円程度になっています。
ドメインによっては、普通に申し込んでも、エックスサーバーの方が安く済む可能性があります。
初心者の方へひとことアドバイスすると、初回のドメインだけを永久に使い続けることはあまり無いということです。これは、使わないという意味ではありません。
例えば、本サイトのドメインはwis-labo.comですが、自動車のサイトを作る時にcar.wis-labo.comなどとサブドメインを作れば、いくらでもドメイン(サイト)を作ることが出来ます。
しかし、全く違う嗜好のブログやウェブサイトを作り「ドメインでもそれをしっかり表したい」となると、新たに「(サービス名等).com」を取得する必要性が出てきます。
「2つも3つもやることは無い。そんなの要らない」と断言出来るのであれば良いですが、積極的に取り組むのであれば、その日はいずれ訪れますので参考にしてみてください。
お試し期間
お試し期間の「あり」「なし」は正直大きいです。
どちらのレンタルサーバーも、最低利用期間は3カ月です。エックスサーバーは、お試し期間中にサイトを開設する一通り動作を確認することが出来ます。一連の動作確認をしたうえで、気に入らなければ解約しても全く構いません。しかも費用は0円。詳しくはエックスサーバー公式サイトをご確認ください。
それに対してConoHa WINGの場合、試したければ最低3カ月契約しなければなりません。
サーバースペック・利用条件
続いて、サーバースペックを確認します。
エックスサーバー スタンダード | ConoHa WING ベーシック | |
ディスクスペース | SSD 300GB | SSD 300GB |
CPU/メモリ | 6コア / 8GB | 6コア / 8GB |
転送量 | 無制限 | 無制限 |
独自SSL | 無料 | 無料 |
データベース数 | 無制限 | 無制限 |
サブドメイン | 無制限 | 無制限 |
メールアカウント数 | 無制限 | 無制限 |
自動バックアップ | 無料(14日分自動) 復元も無料 | 無料(14日分自動) 復元も無料 |
アダルトサイト | 不可 | 不可 |
WordPress簡単インストール | あり | あり |
WAF | あり | あり |
高速化システム | X ACCELERATOR | WEXAL |
SEO最適化システム | X PageSpeed | なし |
ほとんど同じですね。
高速化システムについては、両レンタルサーバー共に、独自のシステムを使っており、通信速度はおおむね良好です。
エックスサーバーは、独自でSEO対策までしてくれるのは嬉しいですね。Wordpressにもプラグイン等を使えばないことは無いのですが、重くなる処理をシステム側でやってくれるのは助かります。
ただし、javascriptの遅延読み込みなども入っていますので、複雑な処理を行うシステムを組む場合、競合しないか確認する必要があります。(プラグインでも同じですが)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
エックスサーバーの方が、運営の歴史が遥かに長いこともあり、優位性は揺らがないと思いますが、参考になったでしょうか?
長い付き合いになるものですし、安いものではありませんので、是非、よく検討してみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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