(このページは2023年9月15日に更新しました)
本記事の内容
「エックスサーバーって高くない??」
「価格帯が同じ他のレンタルサーバーってどうなの?」
「長く使うには、どのレンタルサーバーを選べば良いの?」
過去に当ブログでは、「さくらのレンタルサーバー」から「エックスサーバー」へ乗り換えした際に、「エックスサーバー」をお勧めする記事を書きました。
過去の記事・・・
ドメイン無料のエックスサーバー、さくらのレンタルサーバーの料金は高い?ロリポップを含めて解説
「Xserver」と「さくらのレンタルサーバー」を性能、コスパ、ブログの始め易さで比較
これらを見て、「エックスサーバーの良さは分かった。ただ、年間に1万円も出すなら、他にも良いレンタルサーバーがあるんじゃないか?」と、そう思う方もいらっしゃるかと思います。
今回は、同じ価格帯のロリポップ!やConoHa WINGやmixhostと何が違うのか、解説していきたいと思います。
料金プランの比較
今回は、エックスサーバーから<スタンダードプラン>と、ロリポップ!からは<ハイスピードプラン>、ConohaWingからは<ベーシック>、mixhostからは<スタンダード>を出して比較していきます。
注意!
- 全て2023年9月15日現在のキャンペーン価格を適用。
- キャンペーンを適用させる為、全て12ヵ月契約で比較。
機能 | エックスサーバー スタンダード | ロリポップ! ベーシックプラン | ConoHa WING ベーシック | mixhost スタンダード |
---|---|---|---|---|
ディスク容量 | SSD 300GB (NVMe型) | SSD 400GB | SSD 300GB | SSD 300GB |
vCPU/メモリ | 6コア/8GB | 非公表 | 6コア/8GB | 6コア/8GB |
初回契約時の料金 | 初期費用 0円 月額 880円 (キャンペーン価格) 12カ月契約10,560円 | 初期費用 0円 月額 990円 12カ月契約11,880円 | 初期費用 0円 月額 1452円 (キャンペーン価格) 12カ月契約11,292円 | 初期費用 0円 月額 968円 (キャンペーン価格) 12カ月契約11,616円 |
契約更新時の料金 | 12ヵ月契約 13,200円 | 12ヵ月契約 11,880円 | 12ヵ月契約 17,424円 | 12ヵ月契約 23,760円 |
無料ドメイン | 2個 | 2個 | 2個 | 1個 |
自動バックアップ からの復元 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
アダルトサイト | × | × | × | 〇 |
契約時ワードプレス簡単インストール | あり | あり | あり | あり |
価格が近いエックスサーバーとロリポップ!の比較
ConoHa WINGやmixhostの価格は段違いに高いので、次章でみていくとして、エックスサーバーとロリポップ!が価格差があまり無くて迷うところです。
以前ロリポップ!には、簡単インストールが無かったり、バックアップからの復元が有料だったりして、サービスに差があったのですが、企業努力によりエックスサーバーにだいぶ近づきつつあります。
しかしながら、今もエックスサーバーのシェアは1位を取り続けています。
これには、表には見えにくい部分で、差が出ています。
まずは、SSD。
NVMe(エヌブイエムイー)は「Non-Volatile Memory Express」の略語ですが、NVMeを使用したSSDは、通常のSSDと比較して高速なデータの読み書きが可能です。
また、エックスサーバーでは、CPUに第3世代「AMD EPYC™」を搭載し、高速化に力を入れ続けています。
それに対し、ロリポップ!は不明。2023/08/10にCPU脆弱性に関する新着情報を発信していますが、その通知内にintelと書いてありますので、intel製なのは間違いないと思いますが、それ以上の情報は開示されておりません。
これらの情報をみているだけで、高速化の本気度が伝わってきます。
ドメイン2個サービスについて
この中で、価格面に直結する「ドメイン無料サービス」が、各社にあります。
ドメインの価格は物によりますが、年間1500円~3000円位になる為、運営費を安くすることが出来ます。
各社1つのドメインは自由に選ぶことが出来ますが、2個目のドメインは指定ドメインの中から選ぶことになります。
具体的には、「.online/.space/.website/.tech/.site/.fun/.tokyo/.shop」など。
ただ、独自ドメインは、1つあれば、サブドメインを無料でいくつでも作れますので、運用次第になると思います。
Mixhostのサービス内容について
性能や、サービス面においては、さすがにこの価格帯だけあって、こっちにあってこっちに無い、みたいなものは少ないです。
バックアップ機能や、セキュリティのWAF機能、(各社で名称は違いますが)より表示速度を早くする為のシステム、メール関連、おおよそ充実しています。
そんな中でも特に違うのは、mixhostの通信プロトコルと、アダルトサイトの運営です。
通信プロトコルHTTP/3は次世代の通信規格で、HTTP/2より通信速度が速くなります。
とは言え、当ブログを運営しているエックスサーバーでも十分早いのですが、閲覧していていかがでしょうか?
もう1つ大きいのは、アダルトサイトを運営するか?です。
これも、一度契約してから修正が効かない項目です。運用方針によりますが、アダルトのアフィリエイトに取り組むつもりであれば、この中ではmixhost一択になります。
mixhostのスタンダードで契約し、容量等、状況に合わせてアップグレードするのも1つかもしれません。
当ブログを見て、「サイト速度が遅いとは思わない」「アダルトは要らない」と言うのであればmixhostのプレミアムはオーバースペックになります。
まとめ
自分が使っていることもあり「エックスサーバー」寄りの記事になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
運用次第になるところもありますが、どれを選ぶか参考になったでしょうか?
同一レンタルサーバー内でのワードプレスの移行や、プランの変更であれば、さほど労力は要りませんが、レンタルサーバー自体を変えるとなると、結構ハードルが高くなります。
ご自身の運用に合わせてレンタルサーバーを選ぶことをお勧めします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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